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TAEKO AKATSUKA
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Updated by taea 2019-05-09 14:15:59 +0900

こんにちは(\( ⁰⊖⁰)/)
GWを挟んで少し日数が経ってしまいましたが、4/26(金)に行われた、DIST.26 「Webサービスの個性を支えるデザイン」 にて、esaのデザインについて発表させていただきました。

DIST.26 「Webサービスの個性を支えるデザイン」 - connpass

補足・感想・余談 など

  • 今回の発表は、以前沖縄のHackers Champloo 2018でお話させていただいた、『esaのデザインの話 - 自分たちのWebサービスを作るデザイナーとしてやっていること』の内容をベースに、今回のDISTの「Webサービスの個性を出していくにはどうしたらいいか?」というテーマをあわせて、再構築してみた内容になります。
  • DIST主催の沖さんから今回のお話をいただく際に、このテーマを決めていただきました。
    • 余談ですが、最近は自分で発表したいテーマを決めるよりも、人からこういう話をして欲しいというニーズに答えて話す方が、自分には向いてそうだなあと思ったため、今回もそんな感じで方向性は決めていただきました(沖さんありがとうございました!)
  • 沖さんからお話いただく際に、Design Systems ―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド という本に出てくる「認知システム」というプロダクトの「見た目」のデザインシステムを表す言葉がキーになっていたので、それをそのまま発表のキーワードとして用いました。
  • 『Design Systems』はとても良書で、参考になること、身につまされることがたくさん詰まっておりました。
    • esaは、エンジニア2名、デザイナー1名というごく小さなチームで開発を行っているということもあり、正直なところデザインのやり方はとても属人性が高く、システム化できていないので、今後少しずつでもやっていかねばなあ…という気持ちになりました。
  • 発表中に、デザインの言語化について触れていますが、上述のような少人数体制で、ある意味ツーカーな関係性の中でやっていることもあり、ややもすると言語化をサボってしまいがちになり、自分の中でふんわりとわかってはいるけど、言葉にできていない、人には背景が伝わっていないということによくなったりもします。
    • (自分は、デザインの説明や言語化は基本的に面倒くさいと思っているフシがあり、誰かに伝えなければいけないという必要性をひしひしと感じる機会がないと、自分の場合なかなか腰が重かったりもします…。組織内でたくさんの人を巻き込んでデザインの必然性を説得をしていくというようなプロセスがあまり得意ではないという自覚があり、実際作るもの自体でユーザーと向き合いたいと思い、自分自身で少人数でサービスを作り始めたという背景もあります。)
    • そういった中で、このような発表の機会をいただくこともキッカケとして、改めて自分のやっていることについて整理したり、言語化したりすることができ、大変感謝しております。
    • 発表の他に、サービスのLPを作ったりするときも、デザインの言語化を考えるいい機会になったりもします。
      • esaのエートスである『情報を、育てたい。』という言葉も、サービス開発がいい感じに熟成してきて、「さてそろそろ外向けのLPを作らないとな」となった時に、このサービスの存在価値、どのような気持ちで自分たちはサービスを作っているのだろう?それがどうすればチーム外の人にも伝わるのだろう?ということを改めて思い返して、出てきた言葉です。
  • 発表後の質疑で「デザインの「形」を先に思いつくという発表内容だったが、既存のサービスのデザインリニューアルの場合はどのようなプロセスで考えればいいのか?」という質問をいただきました。
    • アドリブでうまく言語化して答えられなかったのですが、この場でもう少し整理してお答えしてみます。
    • 既存のサービスのリニューアルの場合は、まず、そのサービスがデザインリニューアルされる背景や必然性が必ずあると思うので、それらを言語化し、それをもとにリニューアルの戦略を立て、そこからデザインの方向性を考えていくというプロセスが必要になりそうです。
      • そういった意味では、何もないところからサービスを生み出す時よりも、形にする前の方向性の言語化、条件付けのプロセスがより重要といえるかもしれません。
        (新規デザインよりも、所与の制約がより大きい状況と言えます。制約があることで、やりやすかったりも、また逆にやりにくい部分もあると思うのですが、その制約をまずははっきりと言語化しておくと、発想の良いヒントになってくれると思います。)
      • リニューアルの方向性が絞り込めたら、その方向性の中でより良いデザインを、形と言語を行ったり来たりしながら考えていくという感じになるので、方向性の絞り込み以降は、リニューアルも新規も、発想のプロセスにそんなに変わりはなさそうです。

という感じの、補足でした。

今回、久しぶりにデザイナーさんがほとんどの会場でお話させていただき(普段はエンジニアさんが集まる場所でしゃべるほうが多いので)、緊張しましたが、たくさんの方にお会いできて、ありがたいメッセージもいただけて、大変楽しくうれしかったです。

今回お話をくださった沖さんやDIST運営のみなさま、聞きに来てくださったみなさま、スライドを読んでくださったみなさまに、改めて、ありがとうございました! 😊


明日は、ついにesa5周年記念パーティーをやります 🎉

申し込んでくださったみなさま、ありがとうございます!お会いできるのを楽しみにしております!

こんにちは(\\( ⁰⊖⁰)/) 
GWを挟んで少し日数が経ってしまいましたが、4/26(金)に行われた、[DIST.26 「Webサービスの個性を支えるデザイン」](https://dist.connpass.com/event/123241/) にて、esaのデザインについて発表させていただきました。

[DIST.26 「Webサービスの個性を支えるデザイン」 - connpass](https://dist.connpass.com/event/123241/)

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## 補足・感想・余談 など

- 今回の発表は、以前沖縄の[Hackers Champloo 2018](http://hackers-champloo.org/2018/)でお話させていただいた、『[esaのデザインの話 - 自分たちのWebサービスを作るデザイナーとしてやっていること](https://speakerdeck.com/ken_c_lo/design-talk-of-esa)』の内容をベースに、今回のDISTの「Webサービスの個性を出していくにはどうしたらいいか?」というテーマをあわせて、再構築してみた内容になります。
- DIST主催の沖さんから今回のお話をいただく際に、このテーマを決めていただきました。
    - 余談ですが、最近は自分で発表したいテーマを決めるよりも、人からこういう話をして欲しいというニーズに答えて話す方が、自分には向いてそうだなあと思ったため、今回もそんな感じで方向性は決めていただきました(沖さんありがとうございました!)
- 沖さんからお話いただく際に、[Design Systems ―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド](https://www.amazon.co.jp/dp/B07PTXXK1S) という本に出てくる「認知システム」というプロダクトの「見た目」のデザインシステムを表す言葉がキーになっていたので、それをそのまま発表のキーワードとして用いました。
- 『Design Systems』はとても良書で、参考になること、身につまされることがたくさん詰まっておりました。
    - esaは、エンジニア2名、デザイナー1名というごく小さなチームで開発を行っているということもあり、正直なところデザインのやり方はとても属人性が高く、システム化できていないので、今後少しずつでもやっていかねばなあ…という気持ちになりました。
- 発表中に、デザインの言語化について触れていますが、上述のような少人数体制で、ある意味ツーカーな関係性の中でやっていることもあり、ややもすると言語化をサボってしまいがちになり、自分の中でふんわりとわかってはいるけど、言葉にできていない、人には背景が伝わっていないということによくなったりもします。
    - (自分は、デザインの説明や言語化は基本的に面倒くさいと思っているフシがあり、誰かに伝えなければいけないという必要性をひしひしと感じる機会がないと、自分の場合なかなか腰が重かったりもします…。組織内でたくさんの人を巻き込んでデザインの必然性を説得をしていくというようなプロセスがあまり得意ではないという自覚があり、実際作るもの自体でユーザーと向き合いたいと思い、自分自身で少人数でサービスを作り始めたという背景もあります。)
    - そういった中で、このような発表の機会をいただくこともキッカケとして、改めて自分のやっていることについて整理したり、言語化したりすることができ、大変感謝しております。
    - 発表の他に、サービスのLPを作ったりするときも、デザインの言語化を考えるいい機会になったりもします。
        - esaのエートスである『情報を、育てたい。』という言葉も、サービス開発がいい感じに熟成してきて、「さてそろそろ外向けのLPを作らないとな」となった時に、このサービスの存在価値、どのような気持ちで自分たちはサービスを作っているのだろう?それがどうすればチーム外の人にも伝わるのだろう?ということを改めて思い返して、出てきた言葉です。
- 発表後の質疑で「デザインの「形」を先に思いつくという発表内容だったが、既存のサービスのデザインリニューアルの場合はどのようなプロセスで考えればいいのか?」という質問をいただきました。
    - アドリブでうまく言語化して答えられなかったのですが、この場でもう少し整理してお答えしてみます。
    - 既存のサービスのリニューアルの場合は、まず、そのサービスがデザインリニューアルされる背景や必然性が必ずあると思うので、それらを言語化し、それをもとにリニューアルの戦略を立て、そこからデザインの方向性を考えていくというプロセスが必要になりそうです。
        - そういった意味では、何もないところからサービスを生み出す時よりも、形にする前の方向性の言語化、条件付けのプロセスがより重要といえるかもしれません。
(新規デザインよりも、所与の制約がより大きい状況と言えます。制約があることで、やりやすかったりも、また逆にやりにくい部分もあると思うのですが、その制約をまずははっきりと言語化しておくと、発想の良いヒントになってくれると思います。)
        - リニューアルの方向性が絞り込めたら、その方向性の中でより良いデザインを、形と言語を行ったり来たりしながら考えていくという感じになるので、方向性の絞り込み以降は、リニューアルも新規も、発想のプロセスにそんなに変わりはなさそうです。

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という感じの、補足でした。

今回、久しぶりにデザイナーさんがほとんどの会場でお話させていただき(普段はエンジニアさんが集まる場所でしゃべるほうが多いので)、緊張しましたが、たくさんの方にお会いできて、ありがたいメッセージもいただけて、大変楽しくうれしかったです。

今回お話をくださった沖さんやDIST運営のみなさま、聞きに来てくださったみなさま、スライドを読んでくださったみなさまに、改めて、ありがとうございました! :blush: 

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明日は、ついにesa5周年記念パーティーをやります :tada:

<a href="https://esa.connpass.com/event/130378/"><img src="https://img.esa.io/uploads/production/attachments/105/2019/05/08/2/7ec2c5fc-b77c-493b-9b69-b5e9a87d5fa8.jpg"></a>

申し込んでくださったみなさま、ありがとうございます!お会いできるのを楽しみにしております!

こんにちは(\( ⁰⊖⁰)/)
GWを挟んで少し日数が経ってしまいましたが、4/26(金)に行われた、DIST.26 「Webサービスの個性を支えるデザイン」 にて、esaのデザインについて発表させていただきました。

DIST.26 「Webサービスの個性を支えるデザイン」 - connpass

補足・感想・余談 など

  • 今回の発表は、以前沖縄のHackers Champloo 2018でお話させていただいた、『esaのデザインの話 - 自分たちのWebサービスを作るデザイナーとしてやっていること』の内容をベースに、今回のDISTの「Webサービスの個性を出していくにはどうしたらいいか?」というテーマをあわせて、再構築してみた内容になります。
  • DIST主催の沖さんから今回のお話をいただく際に、このテーマを決めていただきました。
    • 余談ですが、最近は自分で発表したいテーマを決めるよりも、人からこういう話をして欲しいというニーズに答えて話す方が、自分には向いてそうだなあと思ったため、今回もそんな感じで方向性は決めていただきました(沖さんありがとうございました!)
  • 沖さんからお話いただく際に、Design Systems ―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド という本に出てくる「認知システム」というプロダクトの「見た目」のデザインシステムを表す言葉がキーになっていたので、それをそのまま発表のキーワードとして用いました。
  • 『Design Systems』はとても良書で、参考になること、身につまされることがたくさん詰まっておりました。
    • esaは、エンジニア2名、デザイナー1名というごく小さなチームで開発を行っているということもあり、正直なところデザインのやり方はとても属人性が高く、システム化できていないので、今後少しずつでもやっていかねばなあ…という気持ちになりました。
  • 発表中に、デザインの言語化について触れていますが、上述のような少人数体制で、ある意味ツーカーな関係性の中でやっていることもあり、ややもすると言語化をサボってしまいがちになり、自分の中でふんわりとわかってはいるけど、言葉にできていない、人には背景が伝わっていないということによくなったりもします。
    • (自分は、デザインの説明や言語化は基本的に面倒くさいと思っているフシがあり、誰かに伝えなければいけないという必要性をひしひしと感じる機会がないと、自分の場合なかなか腰が重かったりもします…。組織内でたくさんの人を巻き込んでデザインの必然性を説得をしていくというようなプロセスがあまり得意ではないという自覚があり、実際作るもの自体でユーザーと向き合いたいと思い、自分自身で少人数でサービスを作り始めたという背景もあります。)
    • そういった中で、このような発表の機会をいただくこともキッカケとして、改めて自分のやっていることについて整理したり、言語化したりすることができ、大変感謝しております。
    • 発表の他に、サービスのLPを作ったりするときも、デザインの言語化を考えるいい機会になったりもします。
      • esaのエートスである『情報を、育てたい。』という言葉も、サービス開発がいい感じに熟成してきて、「さてそろそろ外向けのLPを作らないとな」となった時に、このサービスの存在価値、どのような気持ちで自分たちはサービスを作っているのだろう?それがどうすればチーム外の人にも伝わるのだろう?ということを改めて思い返して、出てきた言葉です。
  • 発表後の質疑で「デザインの「形」を先に思いつくという発表内容だったが、既存のサービスのデザインリニューアルの場合はどのようなプロセスで考えればいいのか?」という質問をいただきました。
    • アドリブでうまく言語化して答えられなかったのですが、この場でもう少し整理してお答えしてみます。
    • 既存のサービスのリニューアルの場合は、まず、そのサービスがデザインリニューアルされる背景や必然性が必ずあると思うので、それらを言語化し、それをもとにリニューアルの戦略を立て、そこからデザインの方向性を考えていくというプロセスが必要になりそうです。
      • そういった意味では、何もないところからサービスを生み出す時よりも、形にする前の方向性の言語化、条件付けのプロセスがより重要といえるかもしれません。
        (新規デザインよりも、所与の制約がより大きい状況と言えます。制約があることで、やりやすかったりも、また逆にやりにくい部分もあると思うのですが、その制約をまずははっきりと言語化しておくと、発想の良いヒントになってくれると思います。)
      • リニューアルの方向性が絞り込めたら、その方向性の中でより良いデザインを、形と言語を行ったり来たりしながら考えていくという感じになるので、方向性の絞り込み以降は、リニューアルも新規も、発想のプロセスにそんなに変わりはなさそうです。

という感じの、補足でした。

今回、久しぶりにデザイナーさんがほとんどの会場でお話させていただき(普段はエンジニアさんが集まる場所でしゃべるほうが多いので)、緊張しましたが、たくさんの方にお会いできて、ありがたいメッセージもいただけて、大変楽しくうれしかったです。

今回お話をくださった沖さんやDIST運営のみなさま、聞きに来てくださったみなさま、スライドを読んでくださったみなさまに、改めて、ありがとうございました! 😊


明日は、ついにesa5周年記念パーティーをやります 🎉

申し込んでくださったみなさま、ありがとうございます!お会いできるのを楽しみにしております!