> 今回のリリース内容今回のリリース内容
これまで、esaでは複数のユーザーが同時に記事を保存した際に 3 way merge の仕組みを利用して、なるべく編集内容が統合されるようにしていました。しかし、同じ行を編集していた場合などはコンフリクトしてしまい、それを解決するのは時に煩雑で大変な作業でした。
今後すべてのチームで順次利用可能になるEditor v2では、Google ドキュメントのような同時編集が可能になります。 順調に進めば、今後1~2週間の間にすべてのチームで切り替え可能になる予定です。
> Editor v2を有効化する方法Editor v2を有効化する方法
βテスト中は、引き続き従来のエディタ (Editor v1)がデフォルト設定です。
Editor v2 をご利用いただくには、チームの Owner による手動でのエディタ設定の変更が必要になります。
Editor v2 に切り替えが可能になったチームのOwnerの画面に表示される、下記のリンク
もしくは 「SETTINGS」 > 「詳細設定」 から 「 Editor version 」 を v2 に設定して保存して下さい。
この状態で任意の記事の編集ページ( 例: /posts/123/edit
)を複数のメンバーが同時に開くことで、キャレットが複数表示され、他の人の編集がリアルタイムに同期されます。
> __colon__warning__colon__ ご注意下さい⚠️ ご注意下さい
- 同時編集による変更はWIP/ShipItボタンやショートカットキーで記事を保存するまで記事詳細ページには反映されません。
- チーム管理者はいつでもEditor のバージョンを切り替えられますが、Editor のv1とv2では保存前の記事のデータは引き継がれません。管理画面でEditor のバージョンを切り替える前に、チームのメンバーに編集中の記事を保存するようお声がけ下さい。
- β期間中は、Editor v2の仕様や挙動が変更される可能性が比較的高いです。ご了承下さい。
- (逆に言えば、皆様のご意見が反映されやすい期間でもあります。)
- チームの Owner でも「 Editor version 」の設定が表示されていない場合はもう少々お待ち下さい。今週から来週にかけて順次ご利用可能になる予定です。
> Editor v2での追加要素 (現時点)Editor v2での追加要素 (現時点)
- Google ドキュメントのような同時編集
- 編集中のユーザーのキャレットの複数表示
- プレビュー画面のスクロールの同期の改善
- 改善されたDiff
- 変更点の周辺だけを表示
- 行番号からEditor へジャンプ
- 行番号の追加
- ツールバーの追加
- Editor 内のシンタックスハイライト(控えめ)
- Editor 内の見出しの文字が大きくなり、文書構造がわかりやすく
- (※ 見出しとコード以外の文字の見た目は、Editor内では変化せずプレーンなMarkdownテキストのままです)
- 編集領域が広い(当社比)
> タイムラインタイムライン
- 2018年9月頃 同時編集機能の開発開始
- 2018年11月頃 社内リリース & ドッグフーディング開始
- 2019年3月末 Private β開始
- (ご協力頂いた皆様、ありがとうございました!!!)
- 2019年8月 Public β開始
- (同時編集機能の安定化・バグ修正)
- 2020年春頃 新規チームでEditor v2をデフォルト化
- 時期未定: Editor v1を廃止
- (少なくとも廃止の半年前にはアナウンス予定)
> 所感所感
この1年間継続的にEditor v2と同時編集機能を作ってきましたが、ようやくβリリースまでたどり着くことができて嬉しいです。途中でバグをなかなか修正できず辛いこともありましたが、一つ一つ問題を解決していくのは楽しかったです。
今より不安定だったクローズドβの段階で辛抱強く使って頂いて、沢山のフィードバックを下さった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまでかなり品質が上がったと思います。今後も多くの人に使ってもらい、自分たちでも使いながらより良いものにしていきたいと考えています。引き続き皆様からのフィードバックをお待ちしております。
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