#507: diary/2024/05/09/We support RubyKaigi 2024 at Naha, Okinawa 🌺
先日の記事でお伝えした通り、 @fukayatsu が RubyKaigi 2024 に参加してきました。
今回は妻と子供達(2歳と4歳)の家族全員で行ってきたので、簡単にレポートしたいと思います。来年以降のRubyKaigiへの子連れ参加を検討する際に役立てば幸いです。
RubyKaigiが水木金の3日間なので、火曜日は子供を保育園に行かせて夜に出発することにしました。後から考えるとこの判断は微妙で、保育園を休ませて昼に出発するのが良いと思います。
土曜日は遊ぶことにして、日曜の昼の飛行機で帰る予定を立てました。
飛行機は2/10頃にANAのスーパーバリューセールで東京↔沖縄を3席予約しました。
スーパーバリューセール情報はruby-jpのslackもしくは界隈のTwitterで知りました。
同日に、宿はじゃらんnetで国際通りの近くのベッドを3つくっつけられそうな部屋を探して5泊で予約しました。コンドミニアムスタイルの宿で、洗濯機や乾燥機が備え付けだったのが後のトラブルのリカバリーに役立ちました。
料金は往復の飛行機と宿の合計で11万5千円ぐらいでした。
保育園に子供を迎えに行き、羽田空港で軽食を食べて飛行機に乗りました。
向かい風の影響で到着時刻が遅れ、到着後も預けた手荷物のスーツケースが破損を補償してもらったりするのに時間が掛かったため那覇空港を出たのは23時を過ぎていました。
そこからタクシーで宿に向かう途中にも子供が抱っこ紐の中で盛大に吐いてしまう事件があり、先行きが不安になってきました。最近車酔いしやすいのと、疲れてしまっていたのが原因かなと思います。
宿に備え付けの洗濯機と乾燥機で対応し、結局寝たのは1時頃だったかと思います。
7時頃に起きて準備をし、10時頃にSTORESさんの託児サポートを利用させていただきました。託児サポートにはday 3までお世話になりました。おかげざまで夫婦で落ち着いてセッションを聞くことができました。本当にありがとうございます。
STORES はRubyKaigi 2024にNursery Sponsorとして協賛します - STORES Product Blog
子どもたちは最初は人見知りをしていたようですが、2日目の後半ぐらいから慣れてきたようで、楽しそうにしていました。
会場の方ではたまに (\(⁰⊖⁰)/) グッズを補充しながらセッションを聞いていました。
↑ 一人TRICK 2024がすごすぎて変な笑いが出てきました。
ミンサー織りについてこの発表で知ったので、あとで土産物屋で見つけて「おっこれか」となりました。
夜はオフィシャルパーティ (BBQ)に参加しました。
知り合いや子供連れで来ている人たちとも話ができたので良かったです。
下の子は途中まで爆睡していましたが、起きたあとは会場にあった滑り台が気に入ったようで何度も遊んでいました。
初日と同様に子供を託児所に預けてセッションを聞きました。
Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity - RubyKaigi 2024
↑ socketry/falcon や socketry/live のデモがあり、自分でゲームを作るときに参考にできそうでした。直近だと人工生命シミュレータや自動化シミュレーションを作りたい気持ちがあります。
↑ 今のところ自分はまだRubyで型を書いていないので、そろそろrbsまわりを試そうかという気持ちになりました。matzも言っていましたが、別ファイルに型を書くのは面倒なので同じファイルに書けるのはよさそうです。
It's about time to pack Ruby and Ruby scripts in one binary - RubyKaigi 2024
↑ 以前esaのエンタープライズ版として rails アプリをバイナリ化して配布するという形式を検討したことがあったのでまた検討してみようかなと思いました。Railsサポートに期待。falconやliveと組み合わせてゲーム配布にも便利?
↑ をポチポチスマホで解いていたものの、半分ぐらいscore: 1が取れなかったので雑にsolverを書いていました。
solverの考え方としては、以下のような感じの力技です。
最初の方でクイズ上で RUBY_VERSION
を表示してみたところ 3.4.0
だったので、ローカルのPC 1 にもRuby 3.4.0 をインストールしてエラー時の文字列を合わせる必要があったりしました。この辺もよく考えられているなと感じました。解説編も楽しみにしています。
普段何気なく使っているerbについて、知らなかったメソッドやテクニックについて聞けたので良かったです。2
↑ 繰り返し出てきた「パフォーマンスはすべてを癒す」について、Webサービスもそうだよなと思いながら聞いていました(頑張ろう)。
day 1のオフィシャルパーティ会場の近くの、波の上ビーチに朝から行って子供と波打ち際で遊びました。
あまり広くはないのですが、天気が微妙だったせいかわりと空いていて良かったです。監視員もいて子供がいても安心して遊べました。
RubyKaigiでもらったかりゆしウェアを着ていたら、監視員の人に「そのシャツ来てる人多いですけど何ですか?」と聞かれたので「近くでRubyKaigiというイベントがあって〜」などと説明するという場面もありました。
なお夕方にご飯を食べに行った帰りにベビーカー上でおむつ漏れが発生したので、帰宅後に急遽ファブリックを洗うことになりました。
昼頃の飛行機で沖縄から東京に戻りました。子供が寝てくれたので、行きの飛行機より平和でした。
今回はタトゥシールとペーパークラフトを用意しました。
会場でもタトゥシールを顔や腕などに貼ってくれている人がいて嬉しかったです。自分も顔に貼ろうかなと思っていましたが、つい照れがでて腕に貼っていました。
ペーパークラフトは宿や家に持ち帰って様子をXに共有してくれるのをたくさん見かけて嬉しいです。まだ在庫はあるので今後もイベントに参加する際は持っていこうと思います。
RubyKaigi運営の皆様、発表者の皆様、お話させていただいた皆様、ノベルティを楽しんで頂いた皆様、スポンサーの皆様(特に託児サポートを提供してくださったSTORES 株式会社様)、会期中にesaの運用をしてもらっていた esaの開発チーム、家族、沖縄の皆様のおかげで久しぶりのイベント参加を楽しむことができました。どうもありがとうございました。
コロナや育児で長らくこういうイベントからは足が遠のいていたのですが、これからまた少しずつ参加を増やしたいと思っています。
「家族全員で無事に行って帰って来る」が目標だったので、まず第一にそれが達成できてよかったです。
小さい子供連れで連泊する場合は、コンドミニアムスタイルの乾燥機付きの宿がおすすめです。
今後の課題としては移動や想定外のトラブルの対応に体力と気力を奪われたので、次回はもう少し余裕を持ったスケジュールにしようと思います。
その上で、他の参加者とのコミュニケーションをもっと増やせるといいかなと思います。