記事数が多くなってきてesaで目的の記事を検索しづらくなってきたがどうしたら良いか?という相談をいただくことがたまにあります。
そういった場合に、記事の検索や整理方法に、いくつかコツと言えるものがありそうなので、お伝えしたいと思います。
> 前提__colon__ 並び替え 「ベストマッチ」で検索する前提: 並び替え 「ベストマッチ」で検索する
検索の並び替え条件を 「ベストマッチ」 にして検索すると、特定の条件に合致するものが優先的に検索上位に来るようになります。
(関連キーワード以外に「最近書いた自分の記事から検索したい」など、別の手がかりがある場合は別として)キーワードのみで検索したい場合は「ベストマッチ」条件で検索すると探しやすくなります。
下記で、この「ベストマッチ」でソートしてキーワード検索したときに、検索上位に来る記事のポイントをお伝えします。
> 「ベストマッチ」でソート時に、記事の検索スコアを高くするポイント「ベストマッチ」でソート時に、記事の検索スコアを高くするポイント
> 記事タイトルに検索キーワードを含める記事タイトルに検索キーワードを含める
- 本文よりもタイトル内にキーワードが入っている記事の方が、ベストマッチでソート時に検索スコアが高くなります。
- 有用な記事は、よく検索に使われるキーワードをタイトルに含めておくことで、より検索されやすくなります。
> WIPのままにせず、Ship ItしておくWIPのままにせず、Ship Itしておく
- WIPよりも Ship It 済みの記事のほうが、ベストマッチでソート時に検索スコアが高くなります。
- 有用な記事は Ship It しておくことで、より検索されやすくなります。
> カテゴリやタイトルに「日付」が入らない、「ストック」型の記事にしておくカテゴリやタイトルに「日付」が入らない、「ストック」型の記事にしておく
- esaの検索では、記事のカテゴリやタイトルに日付が入っているものは、一過性の 「フロー」 型の記事に分類され、その他の記事は 「ストック」 型に分類されます。
- ProTip/2018/12/13/記事のストック・フローの分類と検索 - docs.esa.io
- ベストマッチでソート時の検索スコアは、ストック記事 > フロー記事 になります。
- また、
#stock
というタグをタイトルにつけておくと、日付の有無に関わらず強制的にストック記事として扱われます。 - (ちなみにこの記事は日付が入っているので、一見「フロー」タイプの記事に見えますが、
#stock
タグを付加しているのでストック記事として扱われ、フロー記事よりも検索スコアが高くなります。)
- 検索上位に来てほしくない記事を、意図的にフロー記事にしておく方法も有用です。
#flow
というタグをつけることで、日付の有無に関わらず強制的にフロー記事として扱うこともできます。
> Star、Watch、コメント数が多い記事の方が検索スコアが高いStar、Watch、コメント数が多い記事の方が検索スコアが高い
- Star、Watch、コメントの数が多い記事のほうが、ベストマッチでソート時の検索スコアが高くなります。
> 不要な記事はアーカイブしておく不要な記事はアーカイブしておく
- 明らかに利用しなくなった古い記事などは「アーカイブ」しておくと、ベストマッチ時のスコアが低くなり、より検索に引っかかりにくくなります。
- help/不要な記事の削除・アーカイブ
> 参考1__colon__ カテゴリのREADMEに記事リンクを追加する参考1: カテゴリのREADMEに記事リンクを追加する
- esaはカテゴリにもREADMEを書くことができますが、そのカテゴリでよく見られる記事のリンクをREADMEに追加しておくと、記事がより探しやすくなるかもしれません。
- カテゴリのREADMEについて: #387: help/README(チームのHome)を設定する
> 参考2__colon__ カテゴリ整理について参考2: カテゴリ整理について
- 記事を検索しやすくするために、カテゴリの整理についてもよく相談をいただきます。チームによって方法は様々だと思うので、これといった正解はないのですが、下記のスライドで紹介されている考え方は、個人的にもとても参考になりましたので紹介します。
- チーム開発を支える情報共有とそれを支えるesa - Speaker Deck
- カテゴリを UP3 (ユーザー, プロダクト, プロジェクト, チーム (People)) にわけて整理するという考え方です。
- esaの flow / stock の仕組みとも相性が良く、合理的な分類だと感じました。
- チーム開発を支える情報共有とそれを支えるesa - Speaker Deck
- また、カテゴリを一括移動できる機能も、カテゴリ整理の際に便利です。
> 所感所感
ユーザーがその時必要としている記事と検索でうまく出会うためには、記事の「書き方」の工夫、また「探し方」の工夫、さらにその両方をサポートできるesaの機能が必要になります。
今回は、検索しやすい記事の「書き方」に着目して、ポイントを紹介してみました。検索方法にもオプションやソートを駆使してうまく探すコツと言えるものがいくつかありそうなので、また追って紹介したいと思います。
またesa 側としても、検索精度の向上や、検索オプションの入力補完、検索履歴の保存やレコメンド等…、今後もがんばってより目的の記事を見つけやすいサービスにしていきたいと思います。
現状不便に感じている点や、こんな検索機能やUIだったらいいなという要望などありましたら、お気軽にフィードバックいただけると大変うれしいです!
Enjoy "(\( ⁰⊖⁰)/)"
https://esa.io