特定のカテゴリのページにある 「Create a new post here」 ボタンで記事を新規作成するときに、カテゴリ名が条件にテンプレートが用意されていれば、そのテンプレートが自動的に新規作成画面に適用されます。
> ストック 型のテンプレートストック 型のテンプレート
例えば、以下のテンプレートがあったします。
Templates/カテゴリ1/テンプレートA
この場合、以下のように、カテゴリ名が完全一致したテンプレートが用意されている場合、自動的に記事作成画面に適用されます。
- 「カテゴリ1」 配下で新規記事作成 → テンプレートA が自動適用
> フロー 型のテンプレートフロー 型のテンプレート
例えば、以下のテンプレートがあったします。
Templates/カテゴリ1/YYYY/MM/DD/テンプレートA
Templates/カテゴリ1/サブカテゴリ1/YYYY/MM/DD/テンプレートB
この場合、以下のように、カテゴリ名が前方一致し、かつフロー型のテンプレートが用意されている場合、自動的に記事作成画面に適用されます。
- 「カテゴリ1」 配下で新規記事作成 → テンプレートA が自動適用
- 「カテゴリ1/サブカテゴリ2」 配下で記事作成 → テンプレートB が自動適用
> 例)「ProTip」カテゴリ配下に記事を作るときのテンプレートの適用方法例)「ProTip」カテゴリ配下に記事を作るときのテンプレートの適用方法
Templates/[適用したいカテゴリ名]/...
という記事名で適用することができます。- 「ProTip」カテゴリ配下用にテンプレートを予め用意しておきます。
- 「ProTip」カテゴリ画面右上の 「Create a new post here」 ボタンを使って新規記事を作ります。
- すると、先に用意したテンプレートが適用された状態で、新規投稿画面を開くことができます。
> 補足__colon__ フロー/ストックについて補足: フロー/ストックについて
esaには記事ごとに、フロー/ストックの分類があります。
記事のカテゴリ or タイトルの表記によって下記のように二分され、検索等にも利用することができます。
記事タイプ | 説明 |
---|---|
フロー (Flow) | 特定の時点(日付)に強く結びついた記事 |
ストック (Stock) | 将来においても使い続けられると想定される記事 |
各記事のフロー/ストックの分類は以下のようにして判断されます。
- カテゴリの日付の有無を問わず強制的にフロー/ストックを指定したい場合は、タグをお使いください。
- 現在のところカテゴリの日付の有無は以下の正規表現で判定しています
/\d{4}(.|/)\d{1,2}(.|/)\d{1,2}/
- 2022-01-13までは
/\d{4}.\d{1,2}.\d{1,2}/
でした
- 検索に利用する方法や、詳しい仕様などはこちらの記事も参照ください
> 所感所感
今回、下記のエントリに書かれていたご要望のうち、引用の部分に関してはこちらの機能でカバーできるかも?と思い、アンサーを兼ねて書きました。
変化に耐え得る esa のカテゴリ設計を徹底的に考えてみた - Feedforce Developer Blog
社員数 100 人オーバーが見えてくると、型(制約)の必要性を感じます。
新規作成時にデフォルトカテゴリが Flow 型になるような、型を設定できると良い?
例: プロダクト1/ 以下での新規作成は、デフォルトカテゴリが プロダクト1/YYYY/MM/DD/ になる
こちらの記事、カテゴリの整理方法や、ストック/フローについての考え方など、参考になる素晴らしい記事だったので、ぜひ多くの読んでいただければ嬉しいです。
また、コンウェイの法則やRubyとの類似などに言及されているところも、個人的にとても面白くてグッときました!
著者の @masutaka さん、ありがとうございました!
このように、ユーザー企業さんの工夫の実例を教えていただいたり、不便な部分をフィードバックいただけることはとてもありがたく参考になります。今回紹介したこの機能もユーザーさんのフィードバックにより実装され、調整されていまの形になりました。
より便利にいい感じになるように、これからも日々改善したいと思いますので、お気軽にフィードバックいただけるととても嬉しいです "(\( ⁰⊖⁰)/)"
なおこちらの記事の内容は、下記の既存のヘルプ内容とも一部重複しますが、今回みなさんに知っていただく良い機会なので、改めてProTipとして切り出しました。
help/投稿テンプレート > 特定のカテゴリ配下にテンプレートを適用して記事を作成する
Enjoy "(\( ⁰⊖⁰)/)"
https://esa.io